ホテル、1時間来客で1500円の巻

海外に長い日本人の友人が日本の高級ホテルから戻ってきてプンプン怒って言う。

「60平方メートルもある大きな部屋なのに、友人一人気軽に入れられない。友人と部屋で会うと言うと1時間1500円の別チャージを言い渡された」というではないか?

ラブホテルでもあるまいし、なんという規定だ。

中国のホテルではネットも使い放題だし、勿論いちいち客室に入ってくる客にチャージしたりしない。

何でもかんでもマニュアルでがんじがらめな日本。店側で勝手に訳の分らぬ規定を作り、ちょっと規定と違うことをしようとする客には多額の費用を取ろうとする(ほとんど罰則のノリ)。
でも、どう考えても店にとって要求せざるを得ない客観的なコストが発生するわけではない。

例えば、結婚披露宴の食事でも、ケーキを持ち込むといくらとか、結婚式場でもドレスを持ち込むといくらとか。相手には何のコストもかからない。ミニマムチャージなら話は別だが。

各個人が脳みそと自分の責任によって、臨機応変に対応できない、というところが、このグローバルなスピード経済で日本が脱落していった要因の一つではなかじゃろか。

これ、北京で聞く本日の日本の話である。