2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ネット予約成功!万歳!のケース

北京で掃除婦の出稼ぎをしている王さんは、今年のネット切符を無事にゲットしたという。ボロボロと書いたばかりだが、公平性のためにも記録していおこう。彼女をフルタイムで雇っている家の人がネットで予約してくれたという。21日北京発、甘粛省天水行き…

ボロボロの鉄道チケットのネット予約

今年から導入された実名制のネット鉄道乗車券予約。 横行するダフ屋ビジネスを根絶して、乗客によりスムースに乗車券を買ってもらおうとの意図だったようだが、実態はボロボロだ。私もhttp://www.12306.cn でチャレンジしてみたが、本当にダメである。 まず…

遂に都市人口と農村人口が逆転

統計局が17日に発表した統計では、遂に中国の都市部人口が農村部人口を上回った。総人口約13億4700万人うち、都市部人口 6億9000万人 (51.27%) 農村部人口 6億5600万人 少数の都市部人口が優遇される時代は終わったということだ。…

子供は老後の保障

中国の教育問題の根には古い大人の「子供観」がある。ここに米中家族の比較をした面白い記事がある。(11年10月21日中国青年報) 中国の家庭では儒教の伝統から子供を自分の老後の保障のために産む。親にとって育児・教育は一種の「投資」で、成長後は精神・…

意外なお受験科目

中国では日本の受験がかわいく見えるような熾烈な中学お受験戦争が繰り広げられているのだが、さて問題の受験教科は何でしょうか?なんと、算数と英語の2教科なのだ。数学の出来る子は頭が良い、と皆が信じている。 全国規模の数学オリンピック(要は試験な…

ネットの声は中国を代表しているか?

中国のネットの声は中国全体からみてどう位置付けられるべきか?これは案外難しい。ネットユーザーは中国社会主流の民意を代表しているか? ネットニュースと相互コミュニケーションは社会の主流メディアか?2010年の人口センサスとCNNICの年に2回の調…

闇の中の中国中学受験

中国の義務教育は「公立」というのは名ばかりで実質名門校はどこも私企業経営に走っている。教育部も上前をはねつつ、グルだから性質が悪い。6年生のママ曰く、まず中学に行くと言っても、有名校に行くには実質上その学校が運営する「場所取り塾」に4年生…

怒れる小学生の親たち‐‐小学校教師の横顔

悪いことを挙げ連ねるのは好きではないが、どうも事態は深刻でこんなことは氷山の一角にすぎないようだ。優秀な小学6年生の女の子をもつお母さんの話。20代の女の担任がひどかったという。クラス委員の選挙で子供たちが選んだ子に「Aさんに譲ってあげなさ…

コーヒーショップ空間

◆私はコーヒーも好きだが、それ以上にコーヒーショップの空間が大好き だ。1996年に北京に降り立った時、一番飢えたのもコーヒーショップだ。 そのころの中国はネスレのインスタントコーヒーがまだ目新しく、フレッシュ コーヒーを出す店が出現する日は…

禁断の非共産党空間

中国のネット事情で新書を書いたジャーナリストは中国の微博についてこれは「非共産党空間」の拡大である、だからこれは社会を変えていくと述べている。全く同感だ。トイレットペーパーネコババ行為も実は「非共産党空間」の拡大と共に発生した、という話を…