2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大気汚染への打つべき手

本日も外はかなり濃い霧AQIは230で全国120都市中119位。スモッグの一日で気分は悪い。 環境NGOのグリーンピース中国は中国の大気汚染解決への提言として以下をあげている。まずは、石炭の使用停止とクリーン・再生エネルギーの導入、大気汚染基準の厳格化、…

空気清浄機で臭くなった我が家

日本の家族がPM2.5で大変じゃ、空気清浄機は買ったのかとうるさい。Dr.シンシアもやっぱり「WHY NOT?」というから子供のためにシャープの空気清浄機をアマゾンで購入した。ところが、どうも活性炭のホルムアルデヒド除去用のフィルターから何とも言えない…

ゴーゴリ―もびっくりの趙錫永ニセモノ部長!

ゴーゴリ―の風刺喜劇に無一文の主人公が田舎に帰る途中で検察官に間違えられたのを利用して、市長の家に泊まり、役人や商人から賄賂までもらって、 スタコラッサッサという筋の「検察官」という話があるが、本日の新京報には全くこれを地で行く話がのってい…

フィジー25個分=北京

北京に長かった友人がフィジーに転勤となった。随分遠い国に行ってしまうことになる。フィジーの人口は約80万人。北京では私のいる海淀区が328万人、小さい東城区でも約100万人だ。北京全体では2000万人以上でフィジーの25倍。北京のドライバーがいつも叫ん…

超儲かる合成写真屋、捕まる

『18日付の中国紙・京華時報(A19面)によると、湖南省類底市検察院は、双峰県警察当局が15日、女性とみだらな行為をしている合成写真を製作し、写真と引き換えにお金をだまし取っていた8人の容疑者を逮捕したと発表した。被害金額は4530万元(…

「消費者の権利保護」に大きな疑問!今年の3・15

昨日は中国人なら誰もが聞いたことのある「3月15日、消費者保護デー」である。そしてその日のメインイベントと言えば中央テレビの3・15スペシャル番組。毎年消費者の権利を守るために、正義の味方として悪徳商法で儲けている悪き企業の実態を告白して…

値段交渉に「小気」はないだろう?!

中国では買い物の際値段交渉が前提だ。特に、シルクマーケットや紅橋など外国人向けのマーケットでは尚更だ。本当は60元位で売れたらいいと思っている品ももしかしたら、この客はすごいバカかもしれない、という前提(としか思えない!)で、「280元」…

字幕組 その2

その後、字幕組の一人に電話でインタビューした。友人から(彼女の大連の友人に)日本の番組を夜を徹して翻訳し、翌日にはネットにアップし、報酬はほとんど貰わないにも関わらず、充実しており、楽しんでいる大学生がいると、聞いていたからだ。楽しく、忙…

日本アニメ・ドラマを支える「ネットボランティア=字幕組!」

昨日は、日本の特撮戦隊モノが大好きという30歳のデザイナーから話を聞いた。 日本の「シンケンジャー」(3,4年前に放映された5レンジャー系の少年向け番組)をどうやったら見られるか教えてもらうためだった。中国のネットでは文字通り「何でも」見られる…

大気汚染も結局はコストの問題?独占国有石油の悪態!

再び大気汚染だが、財新2月4日号ではPM2.5の元凶は独占企業の国営巨大石油会社だと糾弾している。良くまとまっていて読み応えありだ。(日本語版ありhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20130228/244325/?leaf_ra。)大気汚染の原因を説明するデ…

NHKスペシャル 「延安から来た娘」

37回カルロビバリ 国際ドキュメンタリー最優秀賞受賞のNHKスペシャル「延安の娘」(2001年)を見た。中国のウェイボーで出回っていたからだ。(2000人以上が絶賛して転送している) 1970年代に陝西省延安の黄土高原の山の中に下放された当時の北京郊外「辛×店…

「婦人の日」に苦しまされるかわいそうな小学生

今日は3月8日の国際婦人デーだ。スタバは割引なしだが、コスタでは女性に限りコーヒーとおやつを買った人は8.8掛け(12%オフ)にしてくれる。生花を抱いて得意そうに歩く若い女の子も見たし、この日は中国では女性に何かしないといけない日である。それはあ…

抗日戦争映画ブーム?

このところ、抗日戦争映画が再び流行っているという記事を昨日南方週末を引用したソフ―ニュースで読んだ。南方週末の書き方はむしろこうした日本人を単純化した映画を「安全牌」だからと作るこの体制やそう動く社会全体を批判しているのだが、「鬼子映画」の…

「小日本」発言に挑む

北京でもう長いのでタクシーの運ちゃんに何を言われても驚かないが、今日は一日中原稿を書いていたせいもあるかも知らぬが、運ちゃんの「韓国人か?」no,「日本人か?」yes,「ああ、小日本」と言ってきた発言に食いついてしまった。「いきなり何よそれ、罵ら…

尖閣で考える、「怒り」の報道法

ある日本のジャーナリスは、会社からあんまり中国が怒っているとか過激なことを書くなと言われた、という。尖閣問題で、マスコミの役割は実に大きい。戦争へ向かって威勢の良いことをいって火をつけるのにマスコミほど効果的なことができる集団もないだろう…

ニュースの切り口―後海の食堂張り紙事件

北京の後海の近くの庶民的な小さな食堂で漢字と英語で「日本人、フィリピン人、ベトナム人と犬は御断り」と小さく書いた張り紙が、だされて物議を読んだ。フィリピンとベトナムなどで最初にネットで噂になったという。水曜の百度のニュースでは「日本人と犬…

非凡にダメ!「一人っ子星人」

中国の一人っ子がだめすぎる、というのはもはやニュースではないが、今日はこれまたショッキングにダメ、というアイの親戚の9歳の男の子について聞いた。あまりにひどい!とこの話をしてくれたアイもあきれ果てて、彼女と一緒に他の親戚も「甘やかしすぎだ」…

「日本はなぜ中国のスモッグをあざ笑うことができるのか?」

というのは、さっき騰訊の微信ニュースの2つ目に入ってきた記事の題名である。『日本の大使館の人は「今北京に住んでいる人は動物実験をされている感覚」と言っている。…日本人が中国の大気汚染に対してあれこれあらさがしをするのはいったいどういうことか…

「北京の大気汚染は一日たばこ一箱分」の嘘

日本や欧米では、北京もメキシコシティも汚染のひどいこれらの都市では「一日タバコ1箱喫煙しているのと同じ」という言い方がかなり前からあり、私もドキッとした覚えがある。しかし、これは真っ赤なウソであるという。昨日インタビューしたRICHARD SAINT CY…