2015-01-01から1年間の記事一覧

25歳の彼は一人っ子政策?僕には関係ないよ〜

一人っ子政策の影響ということで、早速思い当たる一人っ子の青年を訪ねてきた。青年は、自分の事業を立ち上げてようやく1年半立ったところでまだ赤字だが、利益率は昨年同期の倍以上に増えて上向いていると熱く事業の苦労と喜びを語る。彼女は仕事が忙しく…

スピード狂

本日は飛行場の近くの友人を訪ねてきた。タクシーは空港高速をぶっ飛ばしまくり。カーチェース並みに車線変更し、100キロは出していたような。後ろの真ん中の席だから事故ったらフロントガラスから飛ばされるかな〜と思うとかなり怖かった。運転手さん、もっ…

ふたたび北京

羽田発北京行きは朝既に45分遅れという通知がきて、結局3時間半遅れで出発。天候のせいというが、こちらの雨はごく普通の雨。よくわからない。多分軍事演習の影響もあるのだろうが、そうとは公表していない。不透明でいい加減だ。日本の搭乗手続きはすごく遅…

甘えの構造と自殺事件

東京ナウ 今日のニュース3本はいずれも残念ながら自殺と放火事件。杉並区役所に「最後のお金をもって東北に行きます、お世話になりました」と電話をかけて新幹線で放火自殺した71歳の人の話。 単身赴任先に帰るときに奥さんが玄関まで送ってくれなかったこと…

先生のこと続き

先生はそれにしてもなんでこんなことを平気で言うのか?そしてこれはどうしたらいいのか?を考えた。地元のもう少しレベルの高い先生に聞いてみた。彼女曰く、やはり素質が低いという人の問題だと。そして、子供を愛するという心が無いのではないかという。…

先生のこと

今日はたまたま朝会った保護者と話し込んでしまった。最初は天気の話、空気清浄機の話だったのに(この2日、北京の空気はひどい、300位)誰々はいい子だというので、そっちも学校は喜んで行っている?と聞いたら堰を切ったように彼女の日頃のやるせない思いが…

さすらいの蜂蜜屋さん

今日、バスを待っている間、昨日蜂蜜を売ってくれた蜂蜜おばさんと話込んだ。 何でも、安徽省の人で、花が咲くと浙江省、北京、河北省、内モンゴル、東北と花の開花に合わせて移動して蜂蜜を採集しているという。年間収入は一人2,3万元だと。国がバックに…

中国式出張 全ては行ってからの「お楽しみ」?!

今回出張するのは、こちらとしては以前からやろうと話していた四川ソーセージの公益プロジェクトに関する視察のつもりだった。ソーセージを作っている地元の農家や可能性のある加工企業、そしてネットにアクセスできる村の組織や政府関係者などを視察しよう…

四川の旅 変化の大きさと金の臭いとコンクリート

1年半ぶりに四川の旅にでた。3つの県を回り、車で約1000キロを移動した。 あちこちの道は立派になり、距離もどんどん縮まっている。インフラ建設のスピードは驚異的だ。更に、インフラといえば、成都のハイテク区はすごかった。私は人の生活が染みつい…

中国企業の研修に参加した

行きたい、とは宣言していたが、昨日の夜突然連絡が入り、今日研修があるが来るかという。こういう時に限って豪華ランチがあったが、仕事優先で本日朝から丸々一日参加してきた。罰則を読むのはいつも面白いのだが、本日壁に貼られていた罰則もなるほど、と…

任せて競争させる、これ中国発展のエネルギーなり

昨日も知己と会話。彼女曰く中国の雑誌社の人たち(すべて20〜30代の若者たち)と一緒に仕事をしてびっくりした。異なる雑誌ごとにチームを組み、週のアクセス数を毎週チェックし競争させる。悪かったチームにはなぜ悪かったかを分析、反省させる一方、…

中国の教育神話の崩壊

TIMEマガジンの3月末号の特集は中国からの米国大学入学についてだった。何でも去年年末のSATの中国韓国学生によるカンニング疑惑で結果発表がかなり遅れたという事件があったらしい。これは今年1月のTOEFLでも同じように起きているとか。今や中国の小金持…

「習近平の政治思想」を読んで

加藤隆則著の『習近平の政治思想』を読んだ。非常に参考になった。良くまとまっていて、いままで薄々感じていた習政権後の一連の変化の方向がくっきりと見えてきた。本では彼が革命世代の父親の文化を背負い、また、それを受け継ぐことを使命としていると紹…

今年の両会の特色は?

かつての職場でも両会の分析といえば、ちょっとしたハイライトの仕事で、一生懸命政府活動報告を読み、新聞を読み、過去の政策と比較し、他人の過去の分析を読み、自分の分析をかいたものだった。それなりに、特色や売りがあり、それなりに報告すべきことは…

20年後に

普段だったらその時にその場所にいないはずなのだが、今日は例外中の例外でそこにいた。 そんな今日の12時ちょっと前に携帯電話がなり、また上海から押し売りの電話かと思って出ると私をファーストネームで呼ぶ人がいる。去年の後半にLINKED INだったか何…

再び知日で考える

日本の友人に知日のことを紹介したら「ええ〜中国って反日じゃないの?」という驚きが返ってきた。ん〜。この辺がすごく伝わっていないところなのだ。 中国に20年近くいるが、日本人で嫌な思いをしたというのはこの数年までほとんどなかった。 それは108人の…

知日について考える

最近中国のオシャレな日本情報誌「知日」を紹介する日本版が出版され、あらためてこの雑誌を読み、この編集長に会ってきた。オフィスは賑やかなショッピングモールから遠くないが裏手は露天商がそのまま道に住んで洗濯物を干している通り。新築の怪しいよう…

日本に降り立って思うこと

知人が日本の成田に降り立つと突然、自分は無力になったと思えてくる、という。また、別の中国人以上に中国人的な中国語をしゃべる日本人も、日本に帰ると居心地は確かにいいのだが、牙を抜かれたようで、体の力が脱力してしまう、という。この気持ちよく分…

中国人の見る中国と外国メディアが伝える中国

この前のナショナリズムに関しての最後で、中国人は外国人が見る中国はそれは違うという。この話を日本の主流メディアの現役記者に言うと、この人は膝を叩いて、そうなのだ、いつもそうなのだ、中国の人はいつもそういうが、それはずるい。という。日本だっ…

資本主義とNATIONALIZMと中国について考える

本日はアメリカの人類学者の中国のナショナリズムに関する講義を聞いた。彼曰くナショナリズムと愛国の違いは前者は自分が特別であり、それゆえ自分の利益は他より優先されるべきと考える。また、他民族を比較して自分の歴史、文明、文化、世界観は特殊であ…

弾圧と弾力

今日は旧知の日本の中国問題研究者先生とランチをした。最近の弾圧で彼女の良く知る弁護士などがこの半年にたくさん捕まっているという。当然ながら、重たく悩みつつ、その怒りをこの国の支配者に向け、中国のいろんな現象を「トンデモ」に帰結させている様…

初夢

初夢はこんなのだった。どっかで先で土砂降り。とにかくバス停に行き、来たバスの運転手に聞くと、XXで乗り換えればYYに行けると教えてくれる。確か京王線の奥の方はこんな風にJRとつながっていたんだ、よかった、と思ってバスに揺られて戻ってくるという話…