2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

結婚のカタチ、その1

最近、「家は結婚する男たるもの当然準備するもの」という新しい中国の風習について調べている。果たして本当に若い人達は、そんなことを考えて、実際そうしているのか?まず、中国の過去半世紀の結婚のカタチをスケッチするとこんなだ(彩竜中国より)▼19…

ネットのSARSデマに2年の労働改造の刑!

微博で中国社会は変わっているか?これは今日の中国の熱いトピックだが、本日は政府の規制強化のニュースを一本。▼2月19日、ネットサイト経営者の劉さんが「河北省の保定252病院で、SARS患者が1人確定・でた」と書きこみ、 ▼23日に多くのネット上で…

なぜ熊の胆汁で盛り上がるか?そして胆汁と牛乳

一昨日の北京地元紙一面には河村発言「南京虐殺否定」がのり、これからまた日中関係緊張化に向かうかと思い気や、昨日の一面は熊一色!最近熊の胆汁を使った漢方製薬会社の帰真堂が上場したのをきっかけに微博で「残忍だ」と話題になった。同社は大手乳製品…

元気な日本展と河村市長

日中国交40周年イベントの皮切りで、北京では先週末にかけて政府の税金(少なくとも数千万円)をつぎ込んだ大型展示会「元気な日本展」が開かれた。取材に行ってきた全く別の日中の知り合いからは期せずして同じ感想が飛び出した。 「全然元気じゃない」!…

マイホーム購入の適齢期は27〜30歳!

14日に家なし結婚について触れたが、本日はその時のデータをもう少し詳しく紹介する。調査を実施したのは、新浪傘下の不動産・ホーム情報の新浪楽居(http://house.sina.com.cn)と大手婚活サイトの百合網(http://www.baihe.com/)。正式調査名は「201…

「三好学生」評価、いまだに現役?一部で実験的に廃止

中国の小学校の熾烈なテストぶり、競争ぶりについてはこれまでも書いてきたが、今日の新聞にはトップの習近平のアメリカ訪問に続いて、3つ目に「実験2小学校(という名の名門校)で、「三好学生」評価を廃止」の記事がある。(新京報、京華時報ともに)「…

拾ってきた嫁

中国の広さというか、末端まで手が届かないというディープな現実を伝えるニュースがまた出ていた。河南省の開封市の下の農村での出来事。60を超える単身農民の王が20歳の女の子を2年にわたって自宅に監禁していたのを県の警察が救出したというニュース…

バレンタインズデー と家なし結婚

本日はバレンタインズデーである。昔はこの日は女性が男性にチョコを贈る日と堅く信じていたが、それは日本だけ。 世界的には少なくとも男女両方が祝う日で、一般的には男性の負担の方が多い。 (昔アメリカで男性からチョコをもらって驚いた記憶がある)北…

PM2.5削減が北京市の第一目標に

ネット世論を背景に突如盛り上がっている浮遊微粒子状物質の「PM2.5」だが、ここにきて、なんと北京市政府の第1の重点分野に選ばれた。一時はもみ消されそうになったのに出世したものだ。PM2.5は国際的にも注目されたのは割と最近でアメリカが199…

3月16日から微博、実名制に

ネット管理を躍起になって強化する中国。 恐れるだけのことは確かにある。 微博が広まったこの1年半で中国の世論のあり方がかなり変わってきている。中国の管理強化の第一弾で、3月16日からニックネームではなく、実名での登録が義務付けられる。本人確…

春節終了

北京もほぼ春節が終わり、だんだん平常に戻りつつある。甘粛省から掃除の王さんが戻ってきた。子供たちに1年ぶりに会ってまた分かれて戻ってきて、「行かなければ、会いたくなるけど、行くと戻ってきてからヘンな気分だ」と困惑を隠さない。 「行く方はまだ…