交通止め廃止はどこへ?

習にバトンタッチしてこれから指導者のための交通管制は敷なかい、と言ったばかりだが、昨日は夕方5時過ぎに建国門から2環路を北上しようとすると、どこもメインの道路への入り口が封鎖されていて、その脇の細い出口兼用の道しか走れない。

当然のことながら込み始め全然動かなくなる。一方北向きの東2環路の道そのものはスキスキで、中にたまたま居合わせたタクシーやバスなどの一般車もすごい勢いで気持ちよさそうに北上している。

これってもしかして新政権が考案した「新種」の交通規制?
きっとこの中に政府関係者の車も紛れ込んでいるのだろう。

不機嫌になりながらも仕方がない。結局建国門から当直門まで30分以上かかった。(ふつうならかかってもその半分)

運転手にあれ、交通止めはやめたんじゃないの?と言うと「習は口先だけかっこいいこと言って、出来ないなら、初めから言うな。これならまだ胡の方が良い」と鼻息荒い。

昨日のブログに書いたパスポート申請手続きの「進歩」について触れると、「そんなの庶民には関係ない。もっと身近なことでないと」と一言。

なるほど。パスポート申請はタクシーの運ちゃんには全く現実味のないことだった。
これ、やたらと渋滞している本日の北京なり。