塾代は8万円

昨日はカップル共に日本留学組の夫婦の方と会って仕事の話をした。11歳の娘さんは上海の普通の小学校に通っているが、毎月の塾代が6000元もかかるという。

外国人が5,6人の生徒に直接教える英語のクラスは一コマ1000元(1万3000円)というからこれは高い。

それでもクラスのほかの子供も通わせているからうちだけ行かせない訳いに行かないという。

この前北京の名門北京8中に入れているという郊外出身のタクシー運ちゃんも同じように嘆いていた。「塾代は本当に払いきれない」と。それでも、他の子供も行っているから行かせないわけにもいかないしと。

また、知人のお孫さんで人民大学を卒業した優秀な娘さんからメールが来たが、今は欧米系の広告会社で働いているという。日本語がものすごくうまくなっていて驚いた。

でも、彼女はまさにこうした熾烈な受験勉強の勝者。それでも収まるのは広告代理店だ。代理店が悪いわけでは決してないが、そうしたそこそこの生活をゲットするために支払う犠牲が大きすぎやしないだろうか?とこういう話しを聞くたびに考えてしまう。

これ、本日の子供と大人なり。