北京、ごみ事情、毎日1万8000トン、9割は埋め立て

「北京がごみに包囲される」という特集が去年から何度か新聞に出ている。目下生活ごみの94%が埋め立て処理というから大変だ。

新京報(21日)から最新のごみ事情。
北京の1日当たりのごみの量は1万8000万トン。
毎年8%の速度で増加。
北京市のごみ処理能力は毎日 1万410トンで、8000トン分不足。
94%が旧式の埋め立て処理。
北京市の焼却場は朝陽区の高安屯のみ、09年開設、1日1600トン処理。
首都鋼鉄総公司の魯家山石灰石鉱山南区に最大規模の焼却場を建設中、2013年開設予定
第1期は1日、3000トン
第2期は同、2000〜3000トン、合計して5000〜6000トンに。
同市のごみ焼却率を26%へ引き上げる
総投資は20億4000万元

イトーヨーカ堂など外資系スーパーが北京でも人気だ。良い食材が手に入り便利だが、日本の過剰包装も同時に輸出していてこちらは良くない。これまで地元では、肉も野菜も直接ビニールにまとめてポイと入れて終わりだったのが、こういうところでは日本同様、プラスチックトレイに個別に入れられている。見た目が良いので消費者は喜び、良く売れるので店もますますやるわけだが、消費水準の向上とともにごみが増える間違いは中国では繰り返さないでほしいものだ。

ごみ記事http://epaper.bjnews.com.cn/images/2011-11/21/A07/xjb20111121A07.pdf