開けてみなけりゃ分からない

中国のビジネスというか物事の運び方は良く言うと四角四面の日本より臨機応変、悪く言うと出たとこ勝負なのは分かっているつもりだが、やはり常に驚かされる。

久しぶりに貴州省に出張。声を掛けてくれた仕事仲間は「相手が中国だから行ってみるまでわからない、ごめん」と言っていたが、まあ、それはそれで良いと思っていた。

一応、出発と戻る日、視察で回るサイトだけは聞いておいた。少人数で視察するのかと思い気、いざ来てみると自分たちは「貴州省×●大会」という政府の観光局主催のイベントで100人以上が招待されてきている客の一部であることが発覚した。

さらに、聞いていた行き先は一つもスケジュールにない。どれも聞いたことのないところで、毎晩(一つは夜10半まで)政府関係者の「歓迎宴会」に出ることになっている。

貴州省の少数民族や漢族の陸の孤島の村の観光の現場を見たかったのに、今回行くのは鍾乳洞とか、つつじ畑で少数民族とは関係なさそうだ。

又してややられた、と言う感じだが、「まとめる」のはまだ時期尚早かもしれない。
明日からの4日、どうなるか、まだまだ蓋を開けてみないと分からない。
これ本日の貴州なり。