幼稚園に通うミニ太子党君たち

中国の中南海に住む指導者たちの子弟が通う有名な幼稚園が北京にはいくつかある。鼓楼の北にある軍系の幼稚園に知人の子はこの幼稚園に在籍している。子供の踊りなどの出し物でも有名で、良くCCTVなどに出ている。

何でも、最近は今週本番を控えた踊りの練習が夜中まであり、帰りは12時近くのこともあるとか。そんなのやめさせれば、と思うが、子供もやはり出られるのは名誉なので、出たがるという。それならまあ仕方ないか。

この幼稚園には何と次期指導者の大物政治家の双子の孫が在籍しているという。その他にも有名人の孫がいっぱい居て、幼稚園の先生達はかなり苦労しているとか。怒るに怒れない。そういうミニ太子君たちは他の子供に怪我をさせたりと、かなりめちゃくちゃらしい。

それにしても、どんな血をひいていようと幼い子供本人にしてみれば不幸なことだ。もっと普通に扱ってもらった方がよっぽど人生楽しいはずである。この子供たちが大きくなる頃にはこういう特権家庭の子供という概念はなくなっているのだろうか?

全然楽観できないのが、本日の北京である。