微博ユーザー3億人突破、でも赤字

16日付の新京報によると、「微博(ウェイボー)の登録利用者数が3億人を突破し3億2300万人に達し、その半分以上が携帯端末からの利用者」という。さらに毎日のつぶやき総数は1億件!携帯端末ユーザーの利用時間は朝の出勤時が多く、ピークは夜の22時とか。平均接続時間は1時間!

機器では、アイフォーン(iPhone)とアンドロイドがそれぞれ28%、27%で、合わせて半分以上を占めた。

一方で、ナスダックに上場する新浪の1〜3月期決算では赤字に転じた。
「純損益が前年同期の1500万米ドルの黒字から1370万ドルの赤字に転落した。」という。業績悪化の理由は「微博への投資負担や人件費の上昇、基礎インフラ投資、景気減速による広告収入の伸び悩み」という。今後、1億6000万ドル微博に投資する見込みで、専門家は赤字は更に悪化するとみている。

ネット監視のためのソフト開発や人の費用では?と勘繰るのは私だけだろうか?3億人が毎日 1時間も見ているという世界でも比類のない大ヒットネット商品で赤字というのは何とも不思議である。

それにしても、3月末の微博厳重取り締まり以来、何だか微博空間の元気がなくなってしまった。多くの人気投稿者が削除や警告など有形無形のプレッシャーを受けている。

どこに向かうのか、見えない、これ本日の北京なり。