上海協力機構会議の超豪華景品

今日は北京市内の交通は2つの規制がある、一つは昨日、今日と開催されている上海協力機構の会議、もうひとつは今日、明日の全国統一大学入試だ。

上海協力機構はすごい金持ちだ。

何と、海外の記者にタブレット型コンピューターを配布しているのだ。これはいくら中国ではモノが安い(中国産)とは言え、1万円以上はする超豪華な贈り物だ。その上、それが入った黒いコンピューターバッグもかなり出来もデザインも良く、日本で買えば1万円はしそうなものだ。
あとは、上海機構各国のコンセントジャックと小冊子である。

外国人向けでこれだけすごいのだkら、中国人記者向けの景品には現金でも入っていたのでは?と勘繰ってしまう。(後日友人に取材してみよう)

中国ではメディアに良く書いてもらうために記者会見などで「御車代(「車馬費」)」の名目で現金封筒を渡すのが慣例だ。少なくとも数百元は入っていないとマズイ。

メディア腐敗そのものだが、やっぱりコンピューターだの使い手の良いバッグだの送られて気を悪くする人はいない。人間の性というのは悲しいものだ。

日本の記者でも動揺してしまうのだから、カザフ、キルギス、タジキ、ウズベクの4スタンやロシアの記者には衝撃的なのではないか。中国の「飴」の強さ、ここにあり!だ。

これ、本日の北京なり