上海、北京の物価はロンドン、NY以上!

6月12日なので少々時間が経ったが、米大手コンサルタントのMERCERマーサーが世界の都市生活費ランキングを発表した。

中国からは上海(16位、去年より5ランクアップ)、北京(17位、同3ランクアップ)がおいあげている。既に、ロンドンよりも、NYよりも高いというではないか。

どおりで私の財布も寂しいわけだ。

中国ではこのところ、物価高は市民の一番の不満の種だ。

何と言っても不動産が高止まりしたままだ。「至上最も厳しい不動産コントロール」が発令されてもう1年以上経つが、最近聞くニュースは地方政府はじりじりと骨抜きをはかり、再び不動産価格が上昇しつつあるという話。(北京も6月は若干上向いた)

この物価高、北京の金持ちたちはどう思っているのだろうか?彼らには全く関係ないのかしらん。
低収入層にとっては、やっぱりきついはずだが。

でも、ホワイトカラーサラリーマンの給与は上がっていないが、ブルーカラーの給与上昇率は20%を超えるところもあるほど大幅に上がっている。勿論、これは過去に彼らの給料が抑えられ過ぎていたためであるが。

我が家のアイさんの時給も33%アップとなったのだから。
勿論、それでも日本ではとても考えられないほどやすいのだけど。

ということで、北京の物価はやはり高い。
そうそう、このランキングトップは、東京です。世界一物価の高い都市、ということらしい。
何事も比較に置いて、相対的なものである。
過去と比べれば、北京は高騰しているけど、東京と比べれば楽勝ということか。

これ、本日の北京なり。