楼蘭、核実験場からカリウム肥料大放出!

昨日の新京報にかつての核実験場、ロプノールに鉄道が敷かれ、全国1位(5億トン)の埋蔵量を誇るカリウム岩塩を今後どんどん市場に供給するという記事がでていた。

ロプノールは新疆の旧核実験場で、中国初の1964年の核実験以降、ロプノール北西100〜220キロの場所で地下と大気圏での核実験が96年までに何と46回も実施されてきているという地だ。

近くは死の海と呼ばれ、何も生息していない。ウルムチー蘭州間のハミから枝分かれして30億元を費やし新たに鉄道370キロをひいて肥料を運び出す計画という。

中国でカリウム岩塩は年間1000万トン以上の需要があるが、現在は7割を輸入に頼っているという。それにしても、あまりに単純な「問題」がごっそり抜けおちてはいないだろうか。

被ばく!について一体どう考えているのだろうか?
わざわざ核実験場の地下に眠る肥料を掘り起こして全国に運ぶとはどういうわけだ?

放射線の無色無臭と国民の無知を良いことに、「経済利益」のために核のリスクは全く度返し。
どこの国も同じ原理で核が拡散され続けている。
これ、本日の中国なり。