小学生日常行動規範

というものがあるらしい。

1、国旗・国歌を敬う
2、幼児、老人、学生、身体障害者、他民族を尊重し、平等に対応する
3、先生を敬う
4、親を敬う、
5、礼儀正しくする
6、外国人には礼儀をもって接する
7、嘘をつかない、盗みをしない
8、モノを大切にする
9、清潔にする
…とまだ続くのだが、

6の外国人の項はこう続く。
「温かく、気前よく振る舞い、周りを囲んだり、後をついて行ったりしない」と。

確かに一昔前は外国人が北京当りでうろついているとよく珍しくて囲まれて、後をゾロゾロと子供たちが着いてきたという。

今では、コーヒー屋に夕方行っても「おはようございます」とか「あなたはアタマガイイデス」とかちょっとだけヘンながらも一生懸命日本語を話してくる若い店員がいるし、大体、そのコーヒー屋ではいつも私以外に何人も外国人がいて、いろんな言葉をしゃべっている。

社会は急速に変わっているのに、小学生はこの規則のフルバージョンを手書きで書き写さなくてはならない。教育だけは時代の変化から取り残されている。

これ、本日の北京なり。