米国留学生トップは中国、日本は7位

米国際教育協会(IIE)によると、去年1年間の米国留学生は、中国が23・1%増の約19万4千人で連続3年トップ。日本はその約1/10の1万9966人で、7位だったという。

日本のアメリカ留学ピークは1997〜98学年度で、約4万7000人。それから6割近く減少している。

その直前にアメリカに私も居たが、本当にアメリカのキャンパスで外国人と言えば、日本、続いて韓国だった。今や中国人がその日本人の10倍とは。

中国は元々主張する文化なので、コミュニケーションは得意だ。小学校でも1年生から英語をやっていて、物おじしない文化からか子供たちも結構話せる。カナダ政府協力で開発したテキストはかなり実用的にできている。

数年前、北京郊外の出稼ぎ労働者子弟の学校に行った時も、子供たちが元気に英語で話してきた。

今や共産党幹部の子弟でアメリカ留学をしていない子供はいないほど、アメリカ留学はポピュラーだ。

いろんなところで日中の逆転やちょっと前には考えられなかった状況が起きているが、アメリカのキャンパスも例外ではなさそうだ。

そうそう、中国のキャンパスにも最近は中東などからも多くの外国人が留学に来ている。もう、中国人の子供たちが外国人の後をついて行くことはなくなり、むしろ品行正しくない外国人を取り締まろう、なんてキャンペーンもあるくらいだ。

これ、本日の北京なり。