独身の日調査:デートの遅刻もOK、寛容な中国の男性

昨日は中国では11月11日で棒4本の「独身の日」。対象となる中国の独身男女人口は1億8000万人に上る。

日本のバレンタインズデーも創造性豊かな商魂に脱帽だが、中国のこの日もこの1,2年ですっかり定着した。通販の天猫商城とオークションのタオバオのこの日1日の売り上げは、去年同日の3.7倍の191億元(約2400億円)に達し過去最高を記録。他のネット商も便乗して大騒ぎだ。

この日に合わせて、婚活サイトの世紀佳縁と政府機関の国家計画生育委員会が「出会いあのこと(下)」と題する中国男女結婚・恋愛観調査(第4四半期)を実施。

対象人数は4万4356人というからかなり大規模。
デートの時女性は男性よりも、爪、靴下の色、鼻毛が気になり、
男性は女性よりも靴の汚れ方などが気になるという結果が。

70年代生まれはデートの誘いは電話、80,90年代生まれとなるとショートメッセージなどが主流という。コミュニケーションのスタイルが違う。

日本と大きく違うのがこちら、デートの待ち時間への我慢度。中国の男性は寛容である。
●71%の男性が女性が30分以上遅刻しても、
●25%の男性は女性が1時間以上でも「OK」の反面で、

●4割の女性が男性が20分以上遅刻したら、
●ほとんどの女性が男性が40分以上遅刻したら「待たない」と答えている。

独身の日。
期せずして浮き上がるのが、中国独特の創造的商魂と強気でキリキリしている女性、
そしてそれを寛容する中国の男性像である。

これ、本日の北京なり。