ネット炎上の結末

大手のこの雑誌の若い編集者から電話が入り、同社の上もこれはやり過ぎと怒ったとうことで、ヤフーに抗議し、文章の掲載を中止し、先方から私に謝罪の電話を入れるよう求めたという。

どうやらヤフーは最近人を入れ替えて新しいスタッフでかなり手荒くやっているとか。中国のネットにはこういうどうしようもないところがあると雑誌編集者。だから彼らとは協力しない方が良いよ、とも。

単純に「日本人が中国の悪口を言っている」と書きたてれば、このご時世、クリック率が上がるという魂胆だったわけだが、改めてメディアの責任と利益誘導のための無責任さを感じさせられる。

日本のメディアや一部の政治家も全く同じロジックで動いており、これはお互いの腐った人たちが助け合って拡大して行くプロセスでもある。

いろいろ考えさせられるハプニングであった。

ところで、ちょっと素っとん狂な老北京の王さんに話すと、「それは貴方が有名人になったからよ〜、スターは良くそういうことがあるって聞いたことがあるわよ〜」と大声で大喜び。はっきり言って、全然違うのだが、この明るさにだけは脱帽した。

これ、本日の北京なり。