中国恋愛結婚観調査

去年年末に出会いサイトの「世紀嘉縁」が10月に実施した同調査が公表された。

調査対象は延べ約10万人、うち有効回答が7.7万人、全国32省、70〜90年代生まれまでを網羅したかなりな調査だ。(それにしても7万人にどうやって調査したのか気になる)

これによると、
●中国の18歳以上未婚人口は2億4900万人、約2.5億人で全人口の18.6%(都市部では約20%)
●未婚男女比率は年上になるほど広がり、70年代生まれに至っては男性:女性は2対1。
●30〜39歳の男性人口は1195.5万人、女性は582万人、あふれる男性613.9万人。
●70後〜90後の男性余剰総数=2315万人
●平均結婚年齢は男性26.7歳、女性24.9歳。(10年前比で男性1.4歳、女性1.5歳増)
●20歳代の既婚率:44.9%(→半分以上が独身!)これは第5回センサスでは59.6%だったのが大きく減少。(→つまり、6割から4.5割へ)
●離婚率の増加速度(7.5%)は結婚率の増加速度(3.6%)を上回る。(→離婚率が急上昇!)
●初デートから結婚までの平均月数:男性11.4ヶ月、女性13.3ヶ月(勿論、年と共に加速傾向。いずれにせよ1年前後でゴールインというのが平均的。)
●「主婦になりたくない」女性:39%(→61%が結婚後も仕事を続けて行きたいと思っている。地域別では主婦になりたい率が最も高いのは浙江省)

などなど。この他、家、車は結婚の条件かとか、給与カードを女性に渡すか経済、デートからキス、性関係、親への紹介の平均時間などいろいろある。

それにしても一番深刻なのは男性余剰総数が既に2300万人に達していることだ。
一婦多夫制にしないととんでもないことになる。
こうなるとロマンとか理想とかとは全く別の次元で、話題として深刻するぎる。
これ、本日の中国なり。