内装その後

8月20日までに完成させ、8月末には入居するという話だった我が家の内装だが、昨日8日にようやく戻ってきた。

案の定いろんなものがまだ未完で、部屋はまだめちゃくちゃ。

入口の壁のくぼみにもともと190センチくらいの高さの大きな鏡があったが、見当たらない。壁の色塗りをするのに外したはず。

当時監督役だったはずの旦那も「どこだ?」と私に聞くほど何も把握していない。

棟梁が来たのできいたところ、彼らのいうのが面白い。
「玻璃一碎就没有,这种东西就一碎就没有」
ガラスは動かせば壊れてなくなる、

とでも訳そうか。とにかくそんなことをずーとリピート。割れましたということらしいが、すみません、なんて言葉はまったく出てこない。まあ中国では、そんなものはちゃんと保存しない部類の物というのが常識なのかもしれないが。

内装をして思うのは、とにかくガンガンぶっ壊して、ガンガン作る。ものに執着しない、良いものを作って長く使おうなんててんで考えていない様子だ。

買ってこいというから面倒なので買ってきて、と頼んだ。

その午後、昼寝をしている間にこの巨大な鏡を持ってやってきてあっという間にくっつけて帰って行った。

朝娘が地べたに顔を付けながら、ママ、これ曲がってるという。確かに右下の方に消しゴムくらいの木の破片が押し込んであるのは、そこが左下より短いから。

ぱっと見たとことはわからないからまあ、いいことにした。

鏡代金は360元。約5000円で瞬時に片づけてくれたのだから、よしとすべきだろう。
これ、中国の内装工事なり。