再び知日で考える

日本の友人に知日のことを紹介したら「ええ〜中国って反日じゃないの?」という驚きが返ってきた。

ん〜。この辺がすごく伝わっていないところなのだ。
中国に20年近くいるが、日本人で嫌な思いをしたというのはこの数年までほとんどなかった。
それは108人の体験談にも多くの在中国日本人が書いていることだ。

最近になって、島問題や安倍の挑発的態度、中国の強気外交などから少し風向きが変わったとは感じる。微信のメッセージでも小日本云々が結構頻繁に出るのを見ると、ああそうなのかい、と暗い気持ちにさせられる。

しかしながら、国民的に反日かと言えばそうではないだろう。

その辺のニュアンスが全然伝わっていない。
巷では日本製品に対する根強い支持があるし、日本旅行に行って帰ってきた人は必ずや素晴らしいという。

勿論一人の中国人の心理も重層的で複雑なんだと思うけど。それにしても、多分中国の人は日本人ときいて、大方が嫌中とは思わないだろう。日本は反日な中国人の報道ばかりしているからなのか?デモの影響なのか?

これ、友人の驚きで考えたこと。