本日の新京報

本日より努力するよう努力することを決意。まずは、朝は新京報チェック。

▼仏山市で毎日11時間に渡る児童労働をさせられていた14歳が突然死。地元の人的資源社会保障局は、法律にのっとり、残業時間の超過があったとして1万元の罰金を課しておしまい。児童は母親に連れてこられ、この母が11時間も働かされていたと証言しているという。16歳未満の児童労働を禁止する国際規約に署名しているのに、GDP2位の大国なのに、ひどいじゃないか、ちゃんと法律を整備すべきだ、という社説。→こんな悲惨な事件がこの程度の扱いと言うところが深刻さを物語っている。

▼海外NGO活動管理法、第3草案:「公安は海外NGO代表や責任者と面談できる」が加筆された。公安が記録している臨時イベントが国家安全などに影響を与えると判断した場合、活動を中止させる。また、国家政権転覆、国家分裂などの違法犯罪の様子があるNGOに対し、その組織を歓迎しないリストに入れ、中国国内で再度代表機関設立や臨時イベントをさせない、と言うことが新たに加筆された。

→「歓迎しない組織リスト」という名称、要チェック。2000年初めごろ、政府がやりきれない社会福祉の受け皿としてNGOが歓迎された時代とは対照的。今や潜在的敵対組織に。

▼南鑼鼓巷、旅行客制限:団体旅行コースとしての訪問禁止。午後から夜まで勝手に露店マーケット設置禁止。

▼梅蘭芳の息子、梅葆玖、82歳で死去。外車を乗り回したり、趣味の多いカッコイイおじいさんだったようだ。中国で京劇を維持していくのも本当に大変だろう。

▼フグ26年ぶりに解禁。 国内市場は去年10月に突如厳格禁止令発令。それまで違法ながら闇で国内に出荷していた養殖企業200人以上が広東でストをするほどフグ養殖関係者を圧迫。

遼寧、河北、山東、天津など北方の海で養殖する「紅なんとか」は高級で日本韓国輸出向け、浙江広東の淡水で育てる「暗紋なんとか」は中低市場向け。

海外市場も飽和状態。日本には1キロ20ドルで輸出。1トン3-4万元が卸値だが、コストだけで6-7万なのでコストの半分だったと企業は嘆く。需要は毎年両国で3000-4000トンという。
→果たして解禁で「100億元鰒産業、カード切り直し」だそうだが、どうなるのか。中国で鰒を食べる勇気は小心者の私にはまだない。

もういっぱいだからここまで。これ、本日の北京なり