「若い同志は自分から(出産を)実践、年老いた同志は自分の子女に教育し促せ」

湖北省宜昌市の政府の通知で出たのがこれだ。えええ〜実践せよ!って政府から言われる内容でしょうか?出産って!!

ということで、さすがにこれは中国でも注目されて「これちょっと奇葩(奇妙で、ヘン!)」と言われている。

何でも、この市では計画出産コントロールを厳しーくやった挙句、平均女性一人の出産数は1人未満とすごく出生率が低いのだそう。「このままではわが市の経済社会発展と群衆家庭の幸福に深刻なリスクと危害をもたらす…」という。

そこで、公務員は模範として2人目を生み、2人目の宣伝員となりましょう!という。

さらに、「産休を長くする、検査費用をタダにする、保育園、教育機関の拡充、産婦人科、小児科の拡充なども行う」という。この点は合理的だ。

いやはや、昨日まで2人目はダメ、と言われてほしくても我慢してきたのに、今更皆さん模範として生んで実践しましょう、と言われてもねえ。

これ、本日の湖北省宜昌市なり。