人の目を見て話すこと

*コンビニ店員さんの憂鬱
昨日日本から来た友人に最近、コンビニ店員で鬱になる人がいるという話を聞いた。訳は、お客さんに「こちらのカードでよろしいでしょうか」などと聞いても全く無視する人がいるかららしい。しかも、そう言う一言も口を利かない人は多いのだとか。なんというお粗末な現実だろうか。

そう言えば、最近、北京でもオシャレで高級なオフィス街などでは、一人でご飯を食べている人が増えたように思う、と他の友人がいう。地下鉄にのれば全員スマホ、食卓を囲んでも皆でスマホ。人の顏をみて、目をみて、直接コミュニケーションを取る機会が減っているのはこの国でも同じだ。何でもネットで済んでしまうから、家の外に出なくてもどうにかなる。一人っ子で自己中な若者はなおさらのこと、人間付き合いは苦手そうだ。

そんなこんな話を閉店で消灯しますと店員に追い出されるまで大騒ぎしながら話してきた。友達との刺激的な会話ほど人生を潤わせてくれるものはない。またそんなことを確認した夜だった。