遂に出た!市場の入り口で顏をパチリ、入場が許可されるかは、あなたの記録次第...

いよいよ来た。

ヘルスキットという曲者アプリのオール個人情報登録が北京生活ではマストになってきた。

 

携帯のGPSを使った移動記録チェックのアプリは3月から有った。電話番号を入れるとGPS記録から「緑」や「赤」マークが出る。これだと、入れる情報は電話番号のみ。

 

ところが、「プライバシーに配慮した」こちらは淘汰され、全てを差し出す「ヘルスキット」に一本化されてきた。自分の顏情報、パスポート写し(中国人ならIDカード)、パスポート(ID)番号、電話番号すべてを入れて事前登録しておかないといけない。先方は電話番号からGPSの移動記録を照合する。

 

11日に北京第2波の1人目が出て、6月18日までは普通に入れたのに、19日(金曜)にモールに行ったらこれがマストに。翌日は、地下鉄も、スーパーでもやっていると情報が入り、いよいよ腹をくくった。

 

昨日28日、ようやく再開した新源里市場に行ったら、入口で、「カメラに向け」と言うから向いたら、そこで私顏の上で「合格」とか言う表示がでている。す、すごい。つまり、事前に登録した私の個人情報と顏認証情報から、私が誰で、過去14日間にどこに行ったかを瞬時にカメラで読み取って、判断しているのだ。

 

中国の人は別にお金がかかるわけじゃあるまいし、顔パスみたいでカッコイイと言う満足感さえ感じている印象も受ける。全く気にしていない。こちらも、「すごい」。

 

これ、高科技の目が街中に敷き詰められた本日の北京なり。