来た来た、北京第2波

かなりコロナも落ち着いて来た6月12日金曜の午後、月壇路近くで患者が出た。この人は外国や外国人との接触も、北京から出たことも無い人。早速、小学校低学年の来週の再開も延期。(6年生は1日から、4,5年生は第2週から開始。6月以降は、中高も開始済み。大学はお預け。)

 

土曜日になって、「切り身のサーモン」でうつったとか、新発地という北京最大の生鮮食品卸売市場で40人以上の陽性がでたとか、伝わってくる。団地の開放されたばかりの門がまた、閉まってしまった。うちの下でも又カードと体温のチェックを始めた。

 

そして、本日日曜日。昼間は、国招二賓館と言うデカい国営っぽい施設の飲茶を目指したが、生真面目&不慣れ風な警備の兄ちゃんに顏認証やパスポート番号の入力必須の「健康キット」を要求された。今まで使えた電話番号だけの国務院の「緑色行程カード」方のを出したら見たことないと却下されて入れず。レストランからも追い出しを食った。

 

夜は、無性にズッキーニ焼きが食べたくなり、近所のスーパーや八百屋3店回ったが、全て売り切れ。そう言えば、昼間の大手スーパーも妙に品薄でおかしいと思った。卸売市場が閉まっているらしい。コロナが一番ひどかった2月にもない品薄状態。政府は流通にはすごく気を使って監視していたのに。

 

そして、品薄で売り切れ続出の小さな八百屋に来た斜めな感じの中年の叔父さん、「新発地の庶民への影響は大きいなあ!アメリカ人が良い子にしていないから!(美国人真不老实啊)」とポロリ。あらら、第2波もアメリカ人が持ってきた!ということらしい。

 

これ、感染はアメリカからと信じつつも、第2波で逆戻りな本日の北京なり。